富士北麓タウン情報紙  NEWS-CS
2018年4月号 474号

味たい!粋たい!!

 平成27年にオープンした富士吉田市の『リトルロボット』。オープン3周年を目前に控えた同店は、様々な目的が詰め込まれたとても面白いコミュニティカフェです。
 ランチタイムでは、大豆ミートなども活用した野菜中心のメニューが定着。「りとろぼベジ・プレート」や「りとろぼタコライス」などどれも体への優しさと見た目が工夫されており、母親が子供と一緒に食事会を行う際にも重宝されています。ドリンクもフレンチプレスコーヒーなどのほか、ハーブティーも春からも楽しめます。また同店で使うオーサワジャパン㈱無添加食品は店頭での販売も行っています。
 同店は飲食店という機能以外にも、様々な集まりの場・チャレンジの場として活用出来るのも魅力。こども食堂や認知症カフェは既に月一回の定期開催が定着しているほか、ペレット燃料普及を目指した販売活動も実施中。4月・5月には親子料理ワークショップも開催します。週末を利用した店舗利用も可能なので、これからお店を始めたい方が勉強する場としても最適です。
コミュニティカフェ
LITTLE ROBOT

山梨県富士吉田市下吉田3-6-28 
℡0555-68-9009 mail:info@little-robot.link
営業時間/11:00~16:30(ランチは14:00まで) 
定休:木・土・日曜日

Soldier

 3年前から『弥佑富士(ヤスケフジ)』というブランド名で半纏(はんてん)を発売しています。他業種に勤務していましたがモノを作りることが好き、服も好き、友人に服飾関係者がいた等の要素が集まって、いつの間にかオリジナル商品作りに向かっていました。
 家では半纏を愛用していましたが、たまたまそのまま外出したことがありました。周りは何も反応せず…というか普通でした。折しも日本を訪れる観光客が増加したことにより着物など和服も注目されていました。半纏こそ気軽に愛用できる和服だと思い立ってからは行動が早かったです。日本人から見てもカッコいいデザインかつ裏地にこだわった本物志向を。最初に作った百着は外国人の反応が知りたくて、海外のフリーマーケットや服飾店に直接出向いて売ってきました。少し派手なデザインの方が人気がありましたね。
 「出来ない」とか「売れない」という発想はなかったです。作ったらどう売るか、課題はどう改良するか、というステージが次々現れます。走り続けていたという実感です。でも自分で経験したことで勉強になったとも感じています。
 今はネット販売が中心。国内外ユーザーにどうやって商品を届けるかを追及しております。また富士山を訪れる観光客に寄ってもらえるお店になりたいし、郡内産生地を使用していることもどんどんPRしたい。メイドインジャパン&郡内織物の価値を発信できる存在を目指したいと思います。
弐番半纏 弥佑
代表
小林 佑輔

出身 甲斐市
年齢 30歳
趣味 もの作り 
こだわり
  日本の伝統技術とモダンなデザインを絶妙に融合し、
 新しいスタイルを追求する。
弥 佑 (ヤスケ)
富士吉田市下吉田4-1-11(ジョーカーズテーラー富士吉田店内) ℡0555-28-4889

街の灯 ~地域を支える商店たち~
 
 月江寺駅と富士吉田市役所を結ぶ道路沿いにある『愛眼堂』は、40年もの歴史を持つ眼鏡と補聴器のお店。ご主人と共に同店を始めたという店主の細田さん。18年前にご主人が他界した後もスタッフと共にお店を守っています。
 同店は眼鏡・補聴器を扱うお店としては珍しく女性スタッフだけの運営。検眼はもちろん眼鏡の加工も全て女性スタッフが行う。補聴器は月に一回メーカーの担当者が来店し、お客様の聞こえ具合を確認しながら調整を行う。
 視覚も聴覚もコミュニケーションのための大事な機能。だからこそ見える、聞こえるを当たり前にしたいとか。眼は個人差はもちろん左右でも視力が違う。こういった個人差に合わせて最適の眼鏡を提供できることが専門店の強味だ。加えて同店は「おしゃれ」に気を使う。女性スタッフばかりなので“似合う”というのも眼鏡選びに欠かせない要素だとか。商品は高品質の日本製HOYAレンズを使用。レンズ交換のみでも随時対応する。
 4月末まで春のおしゃれメガネフェアも開催している。似合う眼鏡を探すならぜひ同店へ。
メガネ・補聴器 愛眼堂 富士吉田店

富士吉田市下吉田5-15-45
℡0555-22-0478

目標は母から娘へ20年使える服作り
まずは後染めによるデザインを研究~富士吉田市 tuku wa textile:~

 富士吉田市にある捺染台で、この地域では珍しい後染めによる生地染色に取り組むのは『tuku wa textile:』を主宰する佃あゆみさんだ。神奈川出身の佃さんは学生時代にテキスタイルを専攻し、2年ほど前に織物の産地・富士吉田へ移住した。そんな佃さんが取り組むのは温かみが伝わる手作りのデザイン。捺染台を使った手作業により、どんなデザインが生まれるのかを繰り返す日々だ。
 自ら染め、染料も自分で調合。手作りにこだわる先には「20年後も着られる洋服を。」という目標がある。「母の洋服が娘に受け継がれる。そんな大切にされる洋服を作りたい。」と佃さん。現在はシルクスクリーン技法を用いるが、デジタルプリントと違い、色がしっかり布に入ることを実感しているとか。
 染色活動以外のかたわらで、イベントなどにも出展し生地の販売や染色のワークショップも行っている。5月3~4日には河口湖畔の『ハナテラス』で行われる体験イベントでワークショップも開催。先染めとはまた違う風合いを持つ佃さんの生地に興味のある方はぜひ会場まで。
写真:捺染(なせん)台で染色に取り組む
tuku wa textile:
【HP】http://tukuwatextile.com/  お問合せは info@tukuwatextile.comまで


自分の“似合うスタイル”を提案します
最先端の技術と機器で理想像を追求 ~富士吉田市 mirror~

 地方からもお洒落な方を増やすお手伝いをしたい。こんなコンセプトを掲げるのは富士吉田市にある『mirror』
4月でオープン7周年となる同店は、渡辺哲也オーナーの方針により、機器、薬剤、デザインに至るまで“最先端”を意識したお店作りを行っています。
 2018秋冬ロンドンコレクションを始めスタッフに各種コンテストへの参加を促し、技術向上の意識を高める。最新機器や薬剤にこだわるのは、髪へのダメージを軽減する利点も大きいから。こんな職人気質を大事にする同店がヘアスタイルを提案する際に重視するのは、お客様の理想像を実現すること。最初の会話でお客様の気分や趣向を感じ取り、顔やパーツも考慮し“似合う”デザインを選び出すとのこと。カットやカラーは4000円~、パーマは6000円~。新年度を迎え気分を変えたいという方にはお薦めのお店です。
 同店では一緒に働く正社員も募集中。社会保険完備で経験不問とのこと。
写真:皆様の来店をお待ちしております。
mirror
富士吉田市下吉田5-25-28 FIX1F TEL0555-73-8474

春の訪れ 河口湖で植木の初市

 富士河口湖町にある有限会社後藤植木センター(後藤久代表)で3月22日、春の到来を告げる植木の初市が開催された。前日に関東全域で降り続いた雪の影響によりこの日は道路状況や会場のコンディションが悪く、1時間遅れでのスタートとなった。それでも関東及び静岡や長野など近県各地から今年も100社を超える造園業者が来場。桜やツツジ、モクレン、タラの芽など出品された植木や山野草などが次々と競り落とされた、 初市までに全国から会場に運び込まれる植木は数千本に及ぶ。取引が成立する横で植木の出荷状況や落札価格など、市場の情報交換を行う姿が見られた。この初セリを皮切りに、秋まで植木のセリ市は毎週行われる。
ターでは秋までの期間、毎週木曜日に競り市が開催される。ここで取引された植木は各地の植木市やホームセンターなどで販売
写真:出品された植木が競りにかけられる

写真コーナー


下吉田BROS 
  チーム名の『BROS』はBROTHERSの略語で「兄弟のように仲の良いチーム」という願いが込められています。下一、下二、下東小の小学生の子供達が集まって、学校・学年を越えて楽しく活動しています。
ただいま団員を募集しています!




本町の一月遅れのおひなまつり 
  富士吉田市本町通り沿いのお店や玄関先に、今年もひな人形が飾られています。期間中は様々な催し物も実施。最終日の本日4月1日には、旧さくらい呉服店にて、恒例のお茶会も行っています。

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