平成18年に西湖根場で産声をあげた手打蕎麦のお店『而今庵』。平成23年の移転を機に、昼は食事、夜はお酒も楽しめるお店として親しまれています。
 開店のきっかけは趣味から。各地の蕎麦打ちコンテストで高い評価を受けたことが店主・久保田さんの決断につながった。国産そばにこだわり、選んだのは八ヶ岳信州産のそば粉。つゆもせいろ用の辛つゆ、かけ用の甘つゆと、そばの基本を忠実に守っている。お蕎麦=健康的というイメージもあり、お客様の年齢層は高め。しかし近年は外国人観光客がやって来て、ちょっとレトロな店内の雰囲気を満喫していくことも多いとか。
 お蕎麦は大きく分けて2種類。つるつるしたのど越しの二八そば「せいろ」と、歯ごたえと香りの十割そば「田舎」。これに天ぷらや鴨などメニューに応じた具が添えられる。「せいろはつゆを少量つけて“たぐる”のが香りを楽しむコツ。」と店主の弁。夜であればそばを楽しむ前に、そばがき、そば粉のグラタンなどの蕎麦前で一杯、もいいですね。宴会向けの蕎麦尽くし「蕎麦道楽コース」や季節の食材を織り交ぜた「四季膳コース」も注目。
手打ち蕎麦
而 今 庵 ~にこんあん~

山梨県富士吉田市下吉田2-14-27
℡0555-22-9737 定休木曜
営業時間/昼11:30~14:00 夜17:30~21:30LO 

※日曜夜は予約により営業します。

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