富士北麓タウン情報紙  NEWS-CS
2019年2月号 484号

味たい!粋たい!!

 今回紹介するのは、日本酒好きの方にはぜひともお薦めしたい富士河口湖町の『酒処 和ん』。
 仕事を終えた週末には富士山麓でキャンプを楽しんでいたという店主の安武智久さん夫妻。退職を機に富士山が見えるこの地への移住と開業を果たした。同店は日本酒が好きな方が楽しめるというコンセプト。冷酒25~30種類が常備されるほか、ボードにもおすすめ銘柄を掲示。他にもご主人の自分用隠し酒も…。1杯は多いけどもう少し飲みたいという方には半合の注文も可。3種類の飲み比べセットもあります。
 料理担当は秋田出身である奥様・美樹子さん。「がっこチーズ」「肉巻きりたんぽ」など、家庭でお酒を楽しむような雰囲気の味を提供します。おすすめは豚バラ軟骨部分を使った「パイカ」。これは思わずお酒が進んでしまう一品。他にも本日の干物やきりたんぽ鍋、稲庭うどんなどあり。一人飲みが出来るのもコンセプトで、全てのメニューは1人前から注文可能。飲むことと会話に集中したい方には、おつまみ7~8品を組み合わせたおまかせメニューもあり。
酒処 和 ん

山梨県南都留郡富士河口湖町小立8005-12 
℡0555-75-2534
営業時間/18:00~24:00(料理L.O22:30)
定休日:火・第三水

Soldier

 税理士歴も間もなく約20年を迎えます。東京の一般企業に就職しましたが、地元で働くことや独立という選択肢に興味を抱いていました。税理士を選択したのは、この仕事が地域に欠かせない存在であると感じたからです。
 税理士はお金に関わるのが仕事です。企業の確定申告はその代表的なものですが、その過程として月ごとの決算により事業所の状況を経理の視点で明らかにするのも重要な役割。正確な情報を通じてきめ細かく「相談」に対応していきます。売上や借入金、従業員の給料に資金繰りと、とにかくお金の話は相談しにくいもの。税理士であれば、豊富な専門知識を活かしてのアドバイスも可能ですし、課題解決への道筋を提案できる可能性もあります。
 もちろん一般の方でも、相続や贈与などでお手伝いできるケースはたくさんあります。土地や住宅など不動産に関する悩みについては、活用できる制度もたくさんあります。一人で悩みを抱えるよりも、誰かに話すことで気が楽にあるケースも多いと思います。私に限らず、税理士はみな気軽に相談してほしいと考えています。私も初回は無料で相談に対応していますので、どんどん税理士を活用して欲しいですね。
 お客様を経済面から支える力になりたいと考えています。かすかにですが経済復活の兆しを感じる今、この流れを掴むお手伝いをしたい。税理士としての知識を地域に還元していきたいと思います。
税理士法人みらいと
代表社員・税理士
渡辺 威済

出身 富士吉田市緑ヶ丘
年齢 45才
趣味 ドライブ
こだわり
 他の方の喜びが自分の喜びとして戻ってくる。お客様の喜びを第一に。

税理士法人みらいと
山梨県富士吉田市松山1-4-21 TEL0555-21-5330

街の灯 ~地域を支える商店たち~
 
 戦後に祖母が始めた食堂がお店の原点。昭和40年代に初代である父がおもちゃ屋『ピノキオ』として、同じ場所で新たな事業をスタートさせた。おもちゃはまだ贅沢品だったが、当時は織物業で勢いがあった時代。抱っこちゃんやフラフープ、キャラクター商品などを求め店は混み合っていたと、現代表の佐藤聡克さんは振り返る。
 ひな人形や五月人形などの節句人形も昭和50年代から取り扱いを開始。健やかな成長を願う親の気持ちを込めて、多くの人形がここから家庭に届けられた。20年ほど前より事業を節句人形に一本化。人形を扱うなら、背景にある伝統や地域の風習まで説明できる必要があると判断したのがその理由だ。今は節句人形アドバイザーとして、飾り方や部屋の大きさに応じたサイズ等、様々なアドバイスも行う。人形に関しては、結婚を機に夫婦円満を願う『高砂人形』を贈る習慣も残るこの地域。「願いを託す人形だからこそ、良い商品を揃えて信頼に応えたい。」と佐藤さん。
 同店では、3月3日まではひな人形と高砂人形が、以降は五月人形が店内を彩っています。
人形専門店 ピノキオ翠童人形

山梨県富士吉田市下吉田5-1-55
0555-22-4123

交換は最後の手段!驚きの再生研磨
ガラスはもちろんアクリルや石材も ~GRS山梨富士吉田ステーション~

 非常にニッチな技術でガラスをリニューアル。富士吉田市の有限会社サンロークが、昨年10月よりガラスリニューアル事業に特化した『GRS山梨富士吉田ステーション』をスタートさせた。県内でも唯一、技術者も全国でまだ十数人という非常に特殊な再生研磨技術。これにより従来は交換しか方法がなかったガラスやアクリルの傷、多くの方が悩むウロコ状の水垢を、傷をつけずに除去が可能となった。ガラスには汚れ防止コーティング以外にも遮熱コーティングを施すことも可能。室内の冷暖房効率が上がる為空調費の削減に加え、紫外線を99%以上カットできるので、木床やカーペット床、商品などの劣化も防止する。また石を使った浴室の床やエントランスにも独自の滑り止め加工が可能な為、転倒事故の防止につながるとのこと。技術者が少ないため全国での大型プロジェクトにも飛び回っている奥脇さん。県内でもゴルフ場をはじめ、温泉施設・高齢者施設・オフィス・レストラン等からの依頼が多い。交換すれば費用もかかるし廃棄物もでる。資源の有効活用という面からも注目は大きい。
写真:鏡の水垢除去作業の様子
GRS山梨富士吉田station
山梨県富士吉田市松山3-6-24 TEL0555-22-7936


山梨県障害者スポーツ大会で優勝
バスケットボールフレンドリーシップの部 ~FPD富士吉田~

 昨年12月23日に開催された山梨県障害者スポーツ大会の知的障害者バスケットボール競技で、『FPD富士吉田』が見事優勝を果たした。同大会は、障害者がスポーツを通じた機能回復や体力増強、交流の場づくりを目的に長年実施されており、部門によっては全国大会への選考会も兼ねるもの。FPD富士吉田も昨年度から大会に参加。2回目の出場での栄冠となった。
 同チームは、毎月第一土曜日19時から下吉田東小体育館で行われている『FPDスポーツ教室』の参加者で構成。支援学校を卒業し就労した後も外出と運動の機会をと、富士吉田スポーツ推進委員の指導のもと、バスケットボールや様々なスポーツやゲームを楽しんでいる。参加人数は毎回15名程とのこと。「優勝したことで参加者はすごく盛り上がった。教室は親子での参加も可能ですので、興味のある方はお気軽に。」と教室を主宰する小宮山久枝さん。詳細はお気軽に上記まで。
写真:優勝したFPD富士吉田のメンバー

名物イベント『どんど焼きナイトフィーバー』

 富士吉田市下吉田の子の神神社で1月13日に『どんど焼きナイトフィーバー』が開催された。元々はどこにでもあるどんど焼きの行事。この地域の伝統行事を多くの人が集まる交流の場にしたいと考えたのが、地区に住む女性たちで構成する「本町大好きおかみさん会」のメンバー。平成16年に始まったこの企画では、体験コーナーや物販ブースなども用意し、子供たちも楽しめるよう工夫された。
 今では富士吉田商工会議所青年部など多くの団体が協力。今年も午後4時の開始とともに多くの家族連れが来場。買い物や飲食を楽しんだり名物行事となった福引に挑戦するなど、伝統行事とイベントが融合した小正月の雰囲気を楽しんだ。
写真:豪華プレゼントも当たる抽選会

写真コーナー


明見中学校 女子バスケットボール部 
  私たちは、県で優勝して関東大会に出場することが目標です。部員数は少ないですが、一生懸命練習に取り組んでいます。今は選手権や8月の県総体に向けてディフェンスや基礎練習をしています。 大会で良い結果が出せるようにチームで協力して頑張ります。




もう一つの富士アートコンテスト 
 富士吉田市のカフェ『ナノリウム』で約30年続く恒例のコンテストが1月に開催された。富士山をテーマにした作品を自由に出展するこの企画。今年も工夫を凝らしたたくさんの力作が会場に並んだ。

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