富士北麓タウン情報紙  NEWS-CS
2019年10月号 492号

味たい!粋たい!!

 今回紹介するのは、12月で5周年を迎える富士吉田市のイタリア料理店『モンド・エレトリコ』です。吉田高校出身のシェフ・荒井貴裕さんは横浜や銀座で修行。ここで学んだ料理の楽しさと地元のニーズを融合させておいしく美しい料理の提供を目指します。
 ソースやピザ生地など素材の多くは手作りで用意。野菜は実家・豊茂で栽培したものを使うが「今もまだ勉強中。様々な素材で試行中。」だとか。女性客も多いため、自家製レモネードや自家製ジンジャーエールなどドリンク類もひと工夫あり。オリジナルブレンドのコーヒーやオーガニック紅茶などで、食後のひと時も楽しめます。
 ディナーは前菜などの単品メニューからお好みの料理をチョイスするスタイル。濃厚なラクレットなどを含め、豊富なメニューが楽しい。人気はやはりパスタとピザ。国産三元豚とキアーナ牛のボロネーゼやポルチーニ茸のクリームソースはお薦めの一品とのこと。ランチタイムは、サラダやミニデザートがついたパスタセットがお得。コースは予算三千円から対応可能です。
mondo elettrico

山梨県富士吉田市下吉田5-27-7 
℡090-9973-7808
営業時間/(昼)11:00〜14:30 (夜)18:00~22:00
定休日:日曜日   

Soldier

 令和がスタートした今年の5月に当院も誕生しました。学生時代から医療関係など、人の身体に関わる仕事をと決めていました。父が整体院を経営していたことや、自分も身体に関する悩みでお世話になった先生がいたことも進路に影響していると思います。就職では勉強のために接骨院を選択。患者と向き合う仕事で将来独立したいと考えた結果でした。
 接骨院は怪我への対応を行うのが主な業務です。挫傷・骨折・脱臼・捻挫などが多く、整形外科と似たような役割を担います。大きな特徴と言えば、手技や電気による施術を行うこと、そして怪我以外の慢性的な症状にも対応するという点でしょうか。後者の代表的な症例といえば肩こりや腰痛が該当当します。痛みの内容は本人しかわかりませんので、しっかり問診を行い患部を触ったり動かした上で施術方針を決めます。別の病院を紹介する選択肢も含め、患者さんにとって一番良い方法を判断することになります。「よく聞き、よく見る。」ことに徹し、説明して納得してもらうことが基本ですね。
 自分の接骨院を持ったことで経営面なども自然と意識するようになりました。接骨院は地域に密着した存在であると考えていますので、まずは当院の存在を知ってもらいたいと思います。その上で利用してもらうための工夫も必要です。完全予約制による全身ケア治療や頭痛改善プログラムなど保険対象外のメニューも、さらに力を入れていきたいと思います。
ときわ台接骨院
院長
有薗 泰樹

出身 富士吉田市ときわ台
年齢 31才
趣味 子供と遊ぶ
こだわり
   ここに行けば大丈夫という存在を目指す。そのためにも「親身に聞く」姿勢を大切にする。

ときわ台接骨院
富士吉田市ときわ台2-7-11  ℡0555-28-5775

街の灯 ~地域を支える商店たち~
 
 自分の好きな味を出してみたいと店主の羽田吉成さんが購入した小さな焙煎機。この焙煎機がきっかけとなって、約30年前に『珈琲倶楽部』は誕生した。
 当時は喫茶店ブームであり、町にはたくさんのお店が存在。日常生活の中においても、コーヒーを飲むという文化が浸透しつつある時代だった。多くのお店が独自の味を求めて競う時代背景で、自家焙煎の店も需要を伸ばしていった。同店は創業当時より、プレミアムコーヒーと呼ばれるワンランク上の豆を使用。この生豆の中から手作業でクズ豆を取り除き、焙煎する。現在はひと回り大きな2代目の焙煎機が活躍。それでも焙煎回数が変わらないのは、ふるさと納税の返礼品で存在を知った他県からのお客様の存在も大きいとか。ともあれ、香りの高い同店の珈琲豆への支持は高く、特に「富士五湖」「樹海」「ふじやま」など地域をイメージするブレンドコーヒーは人気だ。
 かつては看板も小さくお店を探すのも大変だった。今はその隠れ家的雰囲気が良いという声も多い。通りがかった際には、ぜひお立ち寄りを。
焙煎豆屋 珈琲倶楽部

山梨県富士吉田市松山1968-12
℡0555-24-2045

バラと宿根草で心身が癒される庭作り
庭に関する雑貨販売や体験教室も ~富士河口湖町小立 garden Fuu~

 富士河口湖町で庭のアレンジを手掛ける『ガーデンふう』。代表である渡辺弘美さんは、花好きが高じて6年前に自身のガーデン作りを開始。平成30年からは要望により相談者の庭作りのお手伝いも行うようになった。町内飲食店や商業施設の植栽管理に長年携っていたという渡辺さん。この経歴を活かし、大規模工事を伴わないアレンジを提案する。
 ガーデンふうのコンセプトは「癒しの庭」。植物の持つ癒し効果を体感できるような庭が目標だ。バラや宿根草を中心に、化学農薬や化学肥料を使用しない有機栽培による庭作りを行う。また庭全体ではなく鉢植え等も相談可能。渡辺さんとの相談でイメージを固め、自分で庭作りをするというケースも多いとか。
 今は来春に向けた準備の季節。庭に関する相談はお気軽に。また毎月施設内で様々な体験教室も開催。10月は12、23日にフルーツカッティング教室を予定。庭を眺め、おしゃべりしながらの体験です。詳細は上記まで。
写真:敷地内の庭も見学できます
garden Fuu ~ガーデン ふう~
富士河口湖町小立3446-32  ℡080-2381-7633(火・水・金 ときどき土)



地域の伝統行事で多くの観客を魅了
 富士吉田市の小室浅間神社で、9月18,19日に『例大祭流鏑馬祭』の神事が開催された。800年以上続いているこの神事は、秋の収穫への感謝と神様が山に帰り春に戻ってくるまでの地域の平穏安定に重きを置かれていることが大きな特徴。近年では地元以外にも知られるようになり、会場は外国人観光客など多くの見物客でにぎわった。
 神事の中でも特に見どころとなるのが19日の神馬による流鏑馬。午前中に慣らしを終本番となった午後。次々と疾走する馬上から矢が放たれるたびに、会場からは大きな歓声が上がった。疾走後に世襲の占人が歩きながら確認していくのもこの神事を代表する光景。この占い結果は地域の代表に伝達される。
写真:的をめがけ馬上から矢を放つ

写真コーナー


忍野中学校 卓球部 
 入部時の経験はそれぞれですが、全員で一生懸命に練習しています。 今年の県総体で男子が団体優勝を成し遂げたことを励みに、新人大会に向けて全力を尽くします。この仲間でプレーできることに感謝し日々、練習に頑張ります。




アヒル風呂が再開 
 富士吉田市内にある温浴施設『泉水』の名物、アヒル風呂が9月より再開している。繁忙期を除いた週末に実施されるこのイベント風呂。男女それぞれのお風呂に約百羽のアヒル達が登場します。お子様と一緒に週末のお風呂はいかがですか?

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