富士北麓タウン情報紙  NEWS-CS
2019年12月号 494号

味たい!粋たい!!

 今月は富士吉田市にあるもつ鍋専門店『燦久』を紹介。寒くなると恋しくなるのが鍋ですが、同店は一年を通してもつ鍋を楽しめるお店です。
「九州では、もつ鍋が夏のスタミナ食。」と話す店主・山田勉さん。本場・博多で修行し静岡で店舗運営を学んだ後、いつでも気軽にもつ鍋を味わえる専門店として、5年前にお店をスタートさせた。
 野菜は地元産が中心だが、メインであるもつは脂の厚さや切り方を指定し、宮崎から取り寄せた和牛の小腸のみを使用する。甘味が他とは段違いでクセも無いため、内臓系が苦手という人も驚く旨味だとか。醤油や味噌も博多産を使用。少し強めの甘味と塩味がもつ鍋と抜群の相性を誇る。
 看板のもつ鍋は2人前より注文可能。人気の味噌味と醤油味のほか、豆乳鍋や夏にお薦めの辛鍋あり。〆には雑炊・うどん・ラーメンをチョイスできる。またほぼ全ての方が注文するという「炒めモツ」もぜひご賞味あれ。宴会には1人2500円のコース(4名様~)を用意。別途飲み放題コースもあり。もつ鍋を囲んで楽しいひと時を!
もつ鍋 燦 久 -THANK YOU-

山梨県富士吉田市上吉田東4-15-24 
℡0555-24-3955  定休日:月曜
営業時間/18:00〜23:00 (フードLO.22:00)

Soldier

 25才まで東京でアパレル関連の仕事をしていましたが、デザイナーになりたいという夢もあり、インテリアデザイン事務所へ転職。お客様向けの提案など、説明資料の図面作成を通じて、デザインの経験を重ねていました。しかし東日本大震災により仕事は激減。その余波を受ける形で、私も5年前に富士吉田市に戻りました。
 実家の手伝いやアルバイトを行っていた時期に、あるイベントチラシの作成をお手伝い。これが自営業という意識が芽生えたきっかけでした。またヘアメイクアーティストの妻が「アパレル経験を活かせる。」とファッションレクチャー講師の話を持ってきてくれたのも転機でした。特に人前でレクチャーは初めての経験。とても手応えを感じるものであり、こんな仕事もある、と認識しました。
 印刷物もファッションも第一印象が重要。コーディネートとは、それらの総合バランスを整えることに尽きるのです。今は月一回定期的に「ファッションレクチャー富士吉田」を開催するなかで、ファッションの理論や基礎をお伝えしています。たかが服と思うかもしれませんが、第一印象はその後の好機拡大に欠かせない要素。何よりお洒落は楽しいと思います。
 来春のお店のオープンに向け準備中。そのお店を拠点に、富士山麓はお洒落な人が多い、と思ってもらえるような活動をしたいと考えています。引き続き、紙媒体やDMのデザイン依頼も承ります。一緒にお洒落を楽しみましょう!
Us design
代表
羽田 祐介

出身 富士吉田市下吉田
年齢 34才
趣味 カラオケ・バドミントン
こだわり
  自分に自信を持つ一つの方法がファッション。
 第一印象を良くすることで相手の反応が変わる。

Us design
ホームページ www.usdesign.work     mailto:usdesign-yusuke@yahoo.co.jp

街の灯 ~地域を支える商店たち~
 
 元はガス配達が家業だった。曽祖父の代に火事で全てを失ったところを通り掛かった廃品収集業者が「まだ使えるから」と譲ってくれた製麺機が、三浦製麺所の創業のきっかけだとか。創業した昭和34年の忍野村は蕎麦の栽培がとても盛んであり、蕎麦やうどんは自分で打つのが当たり前。麺を売る製麺所としては、同店が村の第一号の存在だったと言います。 観光客で富士五湖周辺が賑わうようになると、足並みを揃えるように販路が拡大。また運送業者による地方物産発送サービスにも声が掛かるなど着実に取引先を増やしていった。「私の中では母が三代目。」と笑うのは、一緒に店を支える長女の広瀬佳子さん。40年に渡り製麺所を支え今もお店の最前線に立つ三浦弥生さんにより、モロヘイヤそばなど現在の看板商品が生まれている。味の秘訣は独自配合の蕎麦粉と富士山の湧水。そして毎日同じ味を出せるように温度・湿度に気を配ることが大切だとか。母娘で忌憚のない意見を交わしながら、このお店と味を守っていく方針とのこと。年末には同店の自慢の味で年越しはいかが?
三浦製麺所

山梨県南都留郡忍野村内野492 ℡0555-84-2135

スポーツの新たな形を探り、関係者が討論
『関東ブロッククラブネットワークアクション2019』が富士吉田市で開催

 関東全域の総合型地域スポーツクラブ関係者による『関東ブロッククラブネットワークアクション』が,11月9~10日の2日間にわたり、富士吉田市で開催された。この会議は平成21年にスタートし、毎年開催県を巡回しながら実施されている。部活や少年団とは違い、多種目競技や異世代参加型などを特徴とする総合型クラブは、県内でもその活動が活発になっている。また体育館の管理委託などを受託するクラブも増加しており、各クラブ間の課題などを共有することが主な目的となっている。 
 初日は、これらクラブの育成や支援に関し、行政とクラブの間に立って支援を行う組織の必要性や、クラブ支援の前提となる登録制度の概要について日本スポーツ協会担当から説明。その後はグループに分かれての討論会に入った。2日目は「地域密着」というテーマについて、山梨クイーンビーズの芦澤薫代表理事が講演。支援企業の撤退から再生、現在に至る過程においてどのような形で地域と連携したかを紹介した。その他にも活動場所や主要スタッフ育成、運営資金などクラブが抱える現状課題についての情報交換会も実施。参加者からも「非常に参考となった。」と声が挙がった。
写真:山梨クイーンビーズ・芦澤氏による講演


シニアの力で住みよい町づくりを目指す
第2回いきがい親睦研修開催 ~富士吉田市シニアクラブ連合会~

 富士吉田市民会館で11月23日、『第2回いきがい親睦研修会』が開催された。これは市内約60ものシニアクラブで構成する冨士吉田市シニアクラブ連合会が企画したもの。「私たちの活動を広く知ってもらい、世代に関係なく楽しんで貰えれば。」と会長の中澤一夫さんは、その目的を語る。シニアクラブに所属する会員は市内で約8500人。所属する人数と豊富な社会経験を背景にしたそのエネルギーを、より活用したいというのが狙いだ。
 この日は、トモエ医院の刑部光太郎院長による講演やフラダンス、冨士学苑中学・高校ジャズバンドによる演奏が行われたほか、会場内には生きがい教室の生徒による作品展示や健康に関するブース設置も行われた。来年はシニア世代が自らもステージで公演する予定とのこと。少しずつ内容を充実させて、シニア世代が活動できる場作りに繋げていく。シニアクラブの活動に興味のある方は、お気軽に地域のクラブまたは連合会事務局まで。
写真:富士学苑の生徒と一緒にダンス
富士吉田市シニアクラブ連合会
事務局:富士吉田市下吉田4-2-15 富楽時内 ℡0555-23-6230



Qスタを会場に『冬クラフト教室』開催
 ふじさんワークショップ協会主催の『冬クラフト教室2019』が、11月24日に富士山駅ビルQスタにて開催された。現在は夏と冬に開催されているこのイベント。子供達にモノを作る体験を提供し、同時にモノ作りの楽しさや物を大切にする気持ちを育んで欲しいと、数年前から実施されている。「最初はなかなか参加者が集まらなかったが、今はたくさんの親子が興味を持ってくれている。」と代表理事の石川和男さんは言います。
 この日はスタッフも一足早くクリスマスの雰囲気を意識。ワークショップの中にもクリスマスに関連した内容も多く、キャンドル作りや羊毛クラフト、ゴム鉄砲作りなどで多くの参加者が楽しんだ。
写真:子供たちでにぎわう体験ブース

写真コーナー


河口湖北中 吹奏楽部 
 私たちは18名で活動してきました今年度から吹奏楽連盟に加入し吹奏楽コンクールに出場。大きな舞台での演奏はとてもいい経験でした。新体制となった今、地域の文化祭など積極的に演奏活動を実施。一人ひとりの音色を大切にし『音楽を楽しもう』をモットーに、X'masコンサートの準備を進めています。




富士河口湖紅葉まつり 
 富士山麓の紅葉がピークを迎え、各地でイベントが開催された。河口湖では21回目となる富士河口湖紅葉まつりを実施。最終日はあいにくの雨模様となったが、同時開催のクラフト市や名産品販売ブースとともに多くの観光客で賑わいを見せた。

 先月号へ  toppage