富士北麓タウン情報紙  NEWS-CS
2020年2月号 496号

味たい!粋たい!!

 飲食店が数多く存在する西裏に2年前にオープンした『かぎしっぽ』。ここはイタリアン料理とお酒を楽しめる若きオーナーのお店です。
 東京で様々なジャンルの飲食店で学ぶこと約10年。「独立するなら水のきれいな場所。」と考えていた時に富士吉田市の存在を知った。開店の半年前に富士吉田に移住し、地元の雰囲気も確認しながらお店のコンセプトを固めてきたと、代表の高橋亮太さんは言います。ピザ生地やソースなどはほぼ手作りで自然素材の利用を心掛けるほか、ワインなどのお酒は山梨県産も数多く用意する。食事はもちろん、軽いおつまみでお酒を楽しむなど、二次会として利用されるケースも多い。
 パスタやピザ、サラダなどメニューは豊富。今は冬季限定メニューもあるほか、今月14日はチーズフォンデュなどイベントメニューも登場。「きのこと明太子のパスタ」と「アップルシナモンピザ」が店主お薦めの一品。また事前予約によりコースや宴会メニュー、立食ビュッフェスタイルなども対応可能です。今夏、2号店も開店予定。
イタリアンレストラン かぎしっぽ

山梨県富士吉田市下吉田3-12-72 
℡0555-73-8858  定休日:日曜
営業時間/18:00〜23:00
(金・土は26:00まで営業)

Soldier

 IBMに19年間勤務した後にソフト会社として独立。様々な困難にも直面しましたが、山中湖が再起の場所となりました。コンサルタントとして週3回は東京へ出向く一方で、魅力ある山中湖に人を呼ぶ活動が出来ないか、との思いを常に持っていました。
 一石を投じなければ物事は進まない。だからこそ自分が決めたことは行動に移します。これまでゲストハウス運営や民間観光案内所開設などを手掛けてきました。挑戦が次の展開へのきっかけになることも実感しています。山中湖に人を来てもらう、仕事を作るには行動しかないと考えています。
 現在、今年のオリンピック開催を控え、山中湖の湖面にロゴを移すプロジェクト案を進行中。富士山頂から開会式会場の国立競技場を結んだ直線状に山中湖は位置します。プロジェクトにより山中湖から中継が行われれば、世界に山中湖の存在をPRすることになりオリンピック後の観光客数に大きな影響を与えると思います。まさに千載一遇の好機です。
 山中湖の魅力は“癒し”です。標高千mの立地による気圧の低さは母親の胎内に似ており、快眠を通じた疲労回復に最適。実際に保養地として賑わった歴史も持っています。滞在型宿泊地としての下地は整っているのです。同時進行で仲間と共に、フィルムコミッションの活性化や共同農業事業も推進中。これらの活動が結びついた時に、山中湖の新しい観光の形になるのでは、と考えております。
有限会社弘和企画
代表取締役
長谷川 弘義

出身 東京都台東区
年齢 76才
趣味 アイデアを形にする
こだわり
 夢の実現は行動の積み重ね。実際に挑戦してみて、
出来ることを証明したい。

有限会社 弘和企画
山中湖村山中330-8  ℡0555-62-1558  mailto:hiroyoshi.hasegawa@gmail.com

街の灯 ~地域を支える商店たち~
 
 店内ギャラリーに並ぶ絵画や写真、造形物。よくよく見ればどれも富士山をテーマにした作品だ。これはギャラリー&カフェ・ナノリウムが毎年開催している『もう一つの富士アートコンテスト』の風景。店のオープンが平成4年の春。その翌年にコンテストもスタートしており、共に歴史を重ねた存在となっている。
 ギャラリーには現代美術の作品が多い。早朝や深夜などハードルが高い富士山写真ではなく、現在美術のように自由で遊び感覚のある富士山作品の方が手軽ではないか。これがコンテストを始めたきっかけ。日常の富士山にこじつけの富士山など、応募者が考えた様々な富士山がお正月の店内を彩るようになった。「何でもいいから、もっと富士山のことを知ってもらいたかった。」と店主・中植さんは言う。過去には街中の空き店舗をミュージアムに変える企画も実施するなど、違う視点から見たアイデアを大切にする。
 もう一つの富士アートコンテストは本日2日が最終日。今年も5歳から85歳までの力作30点が集まった。地域の皆様もぜひご鑑賞ください。
もう一つの富士アートコンテスト

会場:富士吉田市上吉田5558(ナノリウム)
℡0555-24-2938

スーパーハーブ『モリンガ』はいかが?
豊富な栄養素で身体をあるべき状態へ ~富士吉田市 moringa Lavin~

 健康への関心の高まりを背景に、栄養豊富なスーパーフードが注目を集めている。今回紹介する「モリンガ」もその一つ。北インド原産・ワサビノキ科のこの植物は、ポリフェノールやギャバ、鉄分にビタミンなど90種類以上の栄養素や抗酸化物質を含み、インドの伝承医療にも利用されてきました。現在は健康食品やサプリメント、ボディケア製品や化粧品としても幅広く活用されています。
 現在、富士五湖地域で唯一モリンガを販売しているのが、富士吉田市の権正圭さん。健康や食事の大切さを学んでいた際に知人がモリンガの存在を紹介。その素晴らしさを知り、2018年より取り扱いを始めた。店舗がないため知人経由やマルシェなどでの直接販売が中心。またインターネットによる販売も行っています。扱うのは「ガーリック&ペッパーソルト」「モリンガパウダー」の2種類。どちらも手軽に料理に使えてモリンガの栄養素を摂取できるスグレモノとのこと。商品のことをもっと知りたいという方もお気軽に上記まで。販売サイトは【モリンガガーリックペッパーソルト】で検索可能。
写真:ガーリック&ペッパーソルト(左)とパウダー(右)
moringa Lavin
mail:kei22kuru@gmail.com


冬の富士山麓は星空観察の好スポット
星空案内人・前田悟郎さんによる解説も好評 ~星の輝きにふれる集い~

 富士吉田市にある富士山レーダードーム前広場で1月21日、『星の輝きにふれる集いin富士北麓』が開催された。これは5年前に始まったライトダウンやまなしのイベントに参加したメンバーを中心に企画されたもの。ライトダウンやまなしの実行委員でもあり、八ヶ岳で星空観察などを実施してきた前田悟郎さんを解説に招き、冬の夜空を楽しんだ。
 この日は空気も澄んで観察には最高の環境。この中で牡牛座や御者座、オリオン座など冬の星座と、星座にまつわる解説を実施。観察会直前に宇宙ステーションの通過も確認できるなど充実の1時間となった。「富士北麓は空気がきれいで冬は星空観察に最適の場所。」と前田さん。特に夜空に白く浮かび上がる富士山のシルエットと星空の共演は大きな魅力とのこと。前田さんは現在、北麓地域にて、プライベート客を対象とした『富士スターツアーズ』も実施中。冬の星空も新たな観光資源になる日は近い。
写真:前田さん(左)のガイドで星空を観察
富士スターツアーズ開催中
https://fujistar.wixsite.com/2236
詳細:g.maeda1979@gmail.com



地域行事『どんど焼き』で人を呼ぶ
 富士吉田市下吉田の子の神神社で、今年も『どんど焼きナイトフィーバー』が開催された。毎年1月13日に開催されている名物イベントは、どこにでもあるどんど焼きの行事だった。せっかくの伝統行事をたくさんの人が集まる場にしたいと考え、平成16年に『本町大好きおかみさん会』のメンバーがこのイベントを企画。子供たちも楽しめるようにと、当時は様々な体験コーナーが用意された。
 いまや地域を代表する名物行事となったこのイベント。地域のお店がフリーマーケットや飲食店ブースを出店し、路地は商店街を凝縮したかのような賑わいを見せる。夕方4時の開始を皮切りに今年も地域内外から多くの方が会場を訪れ、新年の行事を楽しんだ。 
写真:ストリートライブもイベントの名物

写真コーナー


吉田中学校 野球部 
 私たち野球部は「野球を通しての人間形成」を目標に、野球の練習はもちろん、日々の生活から高めていくことを心がけています。県新人戦では3位になることができました。しかし、部員は6人と少なく、現在伝統ある野球部の存続の危機にあります。野球ができる喜びを感じながら頑張りたいです。応援よろしくお願いします。





やまなし清流の音 琴城流大正琴の会 
  左は新潟国民文化祭の写真。私たちの会は月2回、富士五湖地域の各コミュニティーセンターで楽しくレッスンをしております。生徒さん募集中です。

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